キアシシギ

チドリ目シギ科(Tringa brevipes)

全長約25cm
旅鳥
渡りの時には海岸や河口の干潟、入れ江、三角洲、砂浜、岩の多い磯、広い川の中洲や岸などにすみ、数十羽の群れをつくることも多い。水際から離れた場所でえさをあさることも多く、トビムシ、貝、カニ、昆虫などをとる。飛んできたものが着地した直後に尾を上下に振ることがある。ピュイピュイと清涼な声で鳴き、ピュイーという声も発する。渡りのときには、夜間、飛びながらなく本種の声を市街地や山地できくことがある。
よく似た種類としてメリケンキアシシギがいるが、メリケンキアシシギのほうが少し大きくて上面の色が濃いこと、夏羽ではメリケンキアシシギの体下面の横斑が本種のより幅が少し広く、下面全体にあることが見分けのポイントである。


撮影日 5月20日、撮影地 潮見町 撮影日 8月19日、撮影地 潮見町


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